平成27年4月1日から通院医療費の助成対象の範囲が小学校6年生までだったのが中学校三年生までに拡大しました。中学校を卒業した3月末日まで有効です。助成を受けるためには保険証の他に河内長野市の子ども医療証というのがいりますので、受診の際は両方を受付にご提示ください。
ところでそもそも子ども医療費助成とは?
一部自己負担金について
1医療機関あたり 通院・入院それぞれ1日500円まで
(1医療機関1ヶ月あたり2日目まで一部自己負担。最高1,000円まで)
同じ医療機関の3日目から自己負担分はかかりません。
院外処方分の調剤は、一部自己負担金はかかりません。
1日目・2日目の自己負担分が500円に満たないときは、その金額までの負担になります。
なんかわかりにくいですね。
では、具体的な例を挙げてみましょう。
<ケース1>
1回目の受診(1月)
窓口での支払いが2,000円→ 500円になる
2回目の受診(1月)
窓口での支払いが350円→ 350円支払う
3回目の受診(1月)
窓口での支払いが1,200円→ 0円でいい
<ケース2>
1回目の受診(1月)
窓口での支払いが2,000円→ 500円になる
2回目の受診(1月)
窓口での支払いが350円→ 350円支払う
3回目の受診(2月)
窓口での支払いが1,200円→ 500円になる
といった感じです。
小学校の間はきちんと定期チェックにしていてお子さんも、中学校に入ると、お母さんの手を離れ、部活動やテストなどで多忙になり、歯科医院でのチェックを受けなくなる子もいます。小学校の間はいつもピカピカの歯で虫歯ゼロだったのに、中学校になってから買い食いやスポーツドリンクの使用、歯ブラシをサボるなど生活の乱れが生じ、突然虫歯が多発するという「中学虫歯デビュー」の子も多いのです。せっかく助成もつくようになりましたので、長期休みの時、年に2~3回は歯科医院でのチェックやフッ素塗布を受けるようにしてくださいね。
目が光るんですってよ!