虫歯の大きさがC3やC4になると、根っこの中に入っている神経などにばい菌が感染します。感染した菌は神経を伝ってどんどん奥の方に入っていき、顎の骨の中まで入り込むことがあります。ですから、感染した神経はきれいに取り除く必要があります。それが根っこの治療です。
根っこのなかの神経にばい菌が感染している歯。必要に応じて麻酔を打ちます。歯を削って根っこの中に器具が到達しやすくなるように形を整えます。
細い針のような形のやすりで歯の中の神経を取り除きます。
お薬を詰めて一時的にふたをします。必要に応じて数回かけてお薬の交換を行います。
根っこのなかのばい菌が少なくなったのを確認し根っこの中に樹脂のお薬を詰めます。
根っこの中に土台を立てて形を整えます。土台の素材は金属や歯科用プラスチックです。
型どりをしてかぶせものを作ります。
歯を削ったら痛みを感じる可能性がある場合は麻酔をします。
当院の麻酔は無痛麻酔法という、麻酔そのものの痛みを最小限に抑える工夫をほどこした方法で行います。