歯周病はどうして起こるのですか?
2014.06.26
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歯周病は基本的に感染症ですので、菌が感染することで発病します。
歯周病の発病に強く関連していると分かっている菌は5種類あります。
歯周病は、歯と歯茎の境目に、この5種類が単独または複数住み着くことで起こります。
菌の感染が起こりやすくなる要因は
・喫煙
・加齢
・ホルモンバランスの崩れ(特に妊娠)
・唾液の減少
・免疫の低下
・ストレス
・かみ合わせ
・性生活(歯周病は性感染します)
・お口の清潔度
などなど色々あります。
でも、根本的には原因菌がいなければ起こりませんので、菌の種類をコントロールすることがとても重要なのです。
ふくしげ歯科では、どんな菌がお口の中にいるのか位相差顕微鏡という特別な顕微鏡の検査やリアルタイムPCR検査という菌のDNAを分析する検査を行い、どんな菌が何匹いるのかを調べます。
検査の結果、原因菌がたくさん居て、なおかつ歯周病の症状が出ている場合には様々な方法で菌をやっつけて、歯周病という感染症を根本的に治療します。